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吉永麻衣子先生インタビュー

私達(キッチンライフ・料理教室ナビ)は、パンや料理などを日本の食文化として世界に誇れる「食文化の一つ」にしていきたいと考えています。常日頃そのような感覚で、先生方とお話していると、是非、もっと多くの方に知っていただきたい「考え方」や「活動」そして「表現」している事があります。

パン教室minna主宰の吉永 麻衣子さんは、まさにとってもグローバルな考え方を持って、何か、この人は、パン教室という活動を通してとっても新しい事を始めるのではないだろうか?と感じずにはいられませんでした。今回は、レッスンなどで非常にお忙しい合間に、お時間をちょうだいし、いろいろとお話を聞かせていただきました。

<お話をうかがった人>
cooking studio minna 主宰 吉永 麻衣子先生

<吉永先生プロフィール>
ホームメイド協会講師資格取得後、結婚を機に退職。Dean&Delucaのキッチンを経験。2009年7月に自宅にてcooking studio minnaを開く。株式会社日本ヴォーグ社のパン教室「ハッピークッキング」の立ち上げ、専門学校ビジョナリーアーツでの講師を経験。現在は横浜市青葉区の自宅にてお子様連れOKのパン教室を主宰

――― パン作りに興味を持ったきっかけを教えてください。

勤務していた会社で、東京本社から関西支社に異動になった時、たまたま趣味でパン作りを始めました。東京では一人暮らしをしていたのですが、関西に異動し実家から通うようになったのです。東京では仕事が忙しく週末も休む暇がないほどでしたが、関西勤務になってからは、週末に時間の余裕ができました。そんな時、週末にぼーっとしているのはもったいない、何かしようと思って思いついたのがパン。当時は家でパンを焼くことがそれほどメジャーではなく、パンはベーカリーで買うことが多い時代でした。「お菓子はバレンタインやクリスマスで作る機会はあるけれど、パンはどうやって作るんだろう?」と興味を持ったんです。どうせなら、人と違ったことをしてみたいと思って。そして、パン教室に通い始めました。

――― パン教室を仕事にしたいと思ったきっかけは何ですか?

教室に通ううち、だんだん興味がわいてきて「もっと学びたい!」という気持ちが強くなりました。たくさんの教室に通ったのですが、そのうちのひとつはパン教室を開くためのスクールでした。実は「教室開校」にはあまりこだわりはなく…自分で自由に組み立てられるカリキュラムが魅力だったので入学しました。入学してみたら、周りの生徒さんがみんな「パン教室をやりたい!」という人ばかり。人を集めて教室ができるほど広い家なのかと思い聞いてみると「普通の家ですよ」なんて言われ(笑)もっと大々的に開いているのかと思ったのですが、裏路地教室的な感じで教えていたりしていたのです。また、来ていた方は主に子育て中の主婦。自分でタイムスケジュールを組むことができ、無理のないスタイルで教室運営をすることができることも知りました。特に資格も必要ないし、やりたいと思ったら今日からでもできる!と感じたのです。それならば納得いくまで勉強してみようと思いました。この時期から今後の人生を考える上で「今の仕事を続ける」以外に「パン教室を開く」という選択肢ができました。

――― 最終的に「パン教室」を選んだ理由は何ですか?

パン教室に通っていたときは、一般企業に勤めていました。世の中で「女性が働きやすい会社」を目指している企業が増えてきた中、私が勤めていた会社もそのうちの一つでした。でも、実例がなかったことと将来は子供も生んで家庭をしっかり守りたいという気持ちが強かった。この会社で一生続けていくのは私には難しそうだと感じていたのです。でも、社会との接点はもっていたいと考えていて…そんな時、結婚の機会に恵まれました。人生の選択肢を選べる環境となり、よくよく考えた結果、好きなことで更に自分のライフスタイルに合わせた仕事ができるならば…「パン教室」という結論に。会社を退職し、まずは食に関する現場で働いてみようと『Dean&Deluca』のキッチンで働き始めました。ここで一通り、キッチンで働く人たちの考え方や動きを学びました。その後ご縁があり株式会社日本ヴォーグ社のパン教室「ハッピークッキング」の立ち上げや専門学校ビジョナリーアーツで講師を勤めました。

――― 教室を始めたのはいつですか?

結婚してから半年後ですね。やることはしっかりやりたいタイプの性格なので、もっと勉強してから…と思っていたのですが、友達が「もういいじゃない、教えてよ!」という感じでちょっと背中を押してくれたのです。せっかく始めるのであれば中途半端ではなく、きちんと教室という形にしようと思い、新規の生徒さんを集める告知手段としてブログを選びました。最初は月に数名だった生徒さんでしたが、口コミもあり教室に来たいという方がだんだん増えていきました。今は「通常レッスン」と、「教室を開きたい人のためのレッスン」を開催しています。また、月に1回、豊洲でパン教室のイベントをやっています。

――― パン教室を始めて感じたことは?

企業に勤めていた時は営業職だったのですが、歳をとるにつれて疲れもでてきたり…。でも、パンや料理の仕事では、作り手として歳をとってもマイナスにはならない、むしろプラスになると思えて今後が楽しみです。これから歳を重ねる中でのいろいろな人生経験をパンに生かしていきたいと思っています。例えば、「お子さんには是非手作りで安心なパンを食べさせてあげてね」と今も口では言うけれど、実際に子育てを経験してみないと、どれほどたいへんなことか分からない。でも、自分に子どもができたら自分の経験から物事を人に伝えることができるので、より正しいことがお伝えできるようになるし、自分自身も納得感がでると思うのです。そういう意味で「人生の変化をパンや料理で表す」などということも楽しみながらやっていけると思いますね。若い人たちのセンスも取り入れながら良いものが伝えられたら良いと思います。

――― 今後の目標をお聞かせください

手作りの温かさを、パン作りを通してずっと伝えていきたいですね。手っ取り早いのは有名になることか…とも思うのですが、それが忙しくなり、パン作りの追及ができなくなるのは違うと思うのです。また、多くの生徒さんにお越しいただきたいとも思うのですが、私自身出産を控え、必ず子供がいる教室になってしまうので、週末にリフレッシュで教室に来るOLさんには申し訳ないなとも感じたりしています。なので、今は、自分でじっくり追及したパンと、手作りの温かさを無理なく皆さんに伝えていけたらよいと思っています。

2011年8月に出産予定の吉永先生。現在は産休中ですが、年内にはパン教室を再開したいそうです。「赤ちゃんができたとわかった時は嬉しい反面、パン教室をどういう形なら続けられるのか悩んだりしていたのですが、生徒さんの「先生のお子さんが一緒にいてくれたら、私たちも気兼ねなく子供を連れて教室に来ることができます」という言葉に勇気付けられました。少しの間生徒さんには迷惑を掛けることもあると思いますがパン教室は続けていきたいです。」と、ママの気持ちをしっかりつかんでいます。

趣味だったパン作りを極めた結果、「一生の仕事」として選んだ吉永先生。

その活動を一つのビジネスとして結びつけました。

キッチンライフでは、こうした先生方の活躍を様々な形で応援してきます。

注目の吉永先生の活動!
「これからパン教室を始めたいという方」「現在すでに教室を開いていますという先生」と一緒に活動をしています。右は、その活動のロゴです!
パン教室を開いてるのだけどなかなか相談相手がいなくて、、という方のご参加お待ちしています!とのことです。

詳しい情報は、こちらの吉永先生のHPをご覧ください。

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